tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

【変わりたいと口では言っても、 本心では変わろうとしない人がいることを知って、 どのように対処をするかを学べる本】

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タイトルが長くてすいません。

でも、タイトルのような悩みを持つ人は、 実は多くいるのではと思って、このタイトルにしました。

皆さんも経験があるかと思いますが、 タイトルのような人に改善すべき点をあげていくと、 指摘をじっと聞いていただけるのですが、 非常にロジカルな反論があると思います。

例えばその人は、自分の行動一つ一つを正当化し、 周りの人の行動に問題があると分析し、 周りこそ変わる必要があると決めつける。

 


自分の行動が変われば報われることを知らない人なんですね。

 


禁煙も同じで、悪習を変えれば報われることが多い。 禁煙を成功させるためには平均6回くらい失敗しているデータがあ るように、悪習を改善するのは大変だが、 強い動機と意思を持てば出来ること、でもあります。

 


これはシンプルだけど、難しい問題なんですね。

 


まず、どうするか。

本のタイトルはコーチングです。

まず、部下の場合、以下のような言い訳をしないよう、 事前に伝えておくことから始める。

 


〜言い訳リスト〜

1 自分の意志を過大評価しているかどうか

2 今日は特別な日だからやらない

3 少なくとも私は・・・よりマシだ

4 人の助けを借りない

5 時間はたっぷりあるしさ

6 突発的な仕事が入ったからさ

7 いつかこうなれば幸せになるからさ

8 古い問題が出ていけば、新しい問題は出てこない

9 努力すれば報われる 

10 誰も私のことなんか気にしていない

11 変わってしまったら、私が私でなくなる

12 自分の行動を自分で評価するだけの頭がある

 


過信、頑固、混乱、恨み、先延ばし。 そんな行動を抑制するにも上記発言が必要と考えます。

 


相手が上司やクライアントだったら?

先に結論を言うと、相手を変えることは困難です。

相手を変えることが出来ないので、 自分を変えるようにコントロールすることだ。

その人と対峙している時だけ、 自分が変わってしまうことってありますよね?

変わるタイミングは何か、トリガー(きっかけ)は何か?

それを分析して、対応することが大切と書かれています。

 


トリガー(きっかけ)となるものは、「環境」 によって様々と書いてあります。

例えば自宅と職場の自分は環境が変わるということです。

人によっても環境が変わるし、 皆さんも多くのトリガーに対応していると思います。

今朝、「計画」をした自分と、会社で「実行」 する自分も違います。

自宅という「環境」ならしっかり「計画」出来るのに、「職場」 という「環境」では「実行」にうつせない場合があります。

職場では多くのトリガーがあり、それによって「実行」 を妨げることがあります。

例えば突発的な仕事というトリガーで計画通り実行できない、 とかですね。

本誌では、 その環境トリガーで対応するための三つのステップが書かれていま した。

 


1 予測する

耐え難い環境トリガーにならないよう準備すること

2 回避する

ドラッカー曰く「私があったリーダーの半分は、 なにをすべきか学ぶ必要がない。彼らが学ぶべきなのは、 何をやめるかを知ることだ」

3 調整する

予測して回避できても、やらなければならない状況もある。

調整は失敗がつきもの。 失敗をして学んで次に対応することが大切と書かれています。

 


受け入れること、特に変化に対して受け入れることが大切で、 創る、守る、取り除くことを見極めた上で対応すること。 難しいですね。

 


部下へのコーチングと、 上司に対してのセルフコーチングを記載しましたが、 共通するコーチングとして以下があります。

 


コーチングにとって大切なコト

・正当な報酬と福利厚生を提供する

・適切なツールやリソースを提供する

・開かれたコミュニケーションを促す研修環境を作る

・仕事に多様性とチャレンジを与える

・権限譲渡を上手く使い、直属の部下を育て、仕事を認め、 タイムリーなフィードバックを与え、人間関係を築く

 


同じ環境でも熱心な人もいればネガティブな人もいる。 特にネガティブな人にはフォローアップが大切と書いています。

ジョン・F・ケネディは「 国があなたのために何かをしてくれるのではなく、 あなたが国のために何が出来るかを考えようではありませんか」 にありますが、如何に自発的にさせるか、 そのフォローアップの仕方も大切ですね。

 


〜フォローアップの方法〜

・幸せになるために、あなたは最大限の努力をしましたか?

・人生の意義を見つけるために、 あなたは最大限の努力をしましたか?

・周りの人とポジティブな関係を構築しようと、 あなたは最大限の努力をしましたか

・出来る限りエンゲージメントするために、 あなたは最大限の努力をしましたか

 


注意すべきは結果よりも努力に注目することで、 努力のレベルを数値化することが大切とのこと。

そして、取り除くことばかりやらず、維持すること、 受け入れること、 創造することのバランスを見ながら進行することも大切と書かれて います。

 


それを定点的にスコアにし、 そのスコアが上がっているかを見ることです。

部下が何にモチベートされているかを定点観測する、 上司に対して自分はどのスコアが低いかを知って対策する。

 


上記を仕組み化出来ると強い組織になると書いていますね。

例えば会議。良い仕組みにするには以下

 

 

 

・前向きな態度で会議に向かう

・誰かが会議を興味あるものにしてくれるのを待つのではなく、 自分で興味があるものにする

・頭の中で批判する代わりに、プレゼンをする人を助けようとする

・何か良い質問を準備しておく

・会議で何か意味があることを学ぼうと自分に課す

・会議で誰かと良い関係を築こうとする

・注意を払い、スマホを片付けておく

 

 

 

会議を上手く使えていない場合は大いにあります。 上記を実行すること、あと、上記にもありますが、 環境トリガーを意識して、 どうすればハッピーなシナリオになるか考えることも重要ですよね 。

 


最初の問いですが、変わらない人に対して、 どのように対応するか。

自分が変わることなんですよね。 相手を変えようとしてはいけないんですよね。

なので、まず自分が代わり、対象の相手に対して例えば80%の努 力をすること。そして、自分がどれだけ努力したかを定点観測し、 粘り強く実施すること。

諦めずに対応すると、相手のこともよく見えてきて、 相手も変わろうとすることに気づき、 長い目で見たら大きな変化になっていることに気づきます。

 


エンゲージメントを高めること。そして後悔しないこと。 大変かもしれませんが、 それを実行することが全てにおいてのコーチングにつながります! 僕もどこまで出来るかわからないですが、 やってみたいと思います!