中小企業株を専門にする筆者は目先の儲けを上げるのではなく、 中小企業の社長と面談し成果を上げ続けているのが特徴です。
今流行りのAI株などは見向きもせず、 中長期的利益が上がる企業に投資をする。 著者は年間900回以上の企業面談を行い、 直接話を聞くことで企業価値を見極めることに徹している。 中小企業は数百人規模のため、 方針変更などのフットワークは早いが、 大手企業は規模が大きすぎるため、 人を動かすことも大きく方針を変更することも難しいからだ。
大切な指標はPER(株価収益率)を重視し、 何倍か良いかの数値を決めず、企業を見ながら判断するとのこと。
会社四季報には業績予想、材料記事が詳しく書かれており、 びっくりするような記事もある。 決算発表の数字で一瞬にして起こる株価の動きに乗ろうとするので はなく、長期で投資する企業を探すのであれば、 財務データ以上に企業の変化を示す記事に目を向けることが大切。
一つの銘柄が運用資産の5%を超えた場合、超えた分は売却する。 世間の評価が追いつき株価が急上昇をしてPERが自分の評価に合 わせて全て売る、さらに割安の株を探すことを行なう。 結果大きくなったとしても自分のルールを守って運用することが大 切。
中小企業で面白い市場はインターネットと不動産。 インターネットはスタートアップが新しい商材をもとに新たな仕組 みを売る、 不動産は古い文化が多いが新興企業が新しいビジネスモデルで、 大手の市場や土地の地権者や大家などが困っていることを解決する サービスで一気に伸びてきている会社もあるから面白い市場である 。
本誌の最終章には著者が実践的な株の買い方を紹介しているので、 今後株の投資を考えている人にはオススメの内容となっています。
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