
本誌は筆者がスタートアップ企業を立ち上げ、課題山積の中で「すごい会議」が開催されたことで、課題解決のステップが明確になり、事業単位でのガントチャートが可視化され、従業員のモチベーションも解決するフレームワークです。
考えても答えが出ない状況を変える、という点では、部門単位でも十分活用できる本です。
注意事項としては、日々行なっている会議の改善ではありません。課題解決のためのグループワークという考え方が正しいです。
本誌の三分の一はワークです。リーダーの方が課題解決をしたいときには、ぶっちゃけ本誌を買ってこのワークに習ってやったほうがよいです。あと、現場が硬直して進展しないとか、売れないサービスの改善とかにも向いてます。
重要なポイントだけサマリーとして残しておきます。
・みんなで紙に書いてから発表して、それに対して疑問が起こって答えを探そうとする、そこで紙に書いた人がその洞察を伝えると納得度が高くなる
→人の意見を気にすることなく、発表する仕組みが手に入る、みんなにも緊張感が生まれる
→参加させられる感じから「何かやってやろう」という前向きな雰囲気にする
・どのようにすれば〜〜〜か?
と疑問形にする。「会社が面白くないのが問題です」よりも「どのようにすれば会社が面白くなるか?」にする。さらに「日本一」とか「世界一」とかにすれば「どのようにすれば渋谷で一番面白い会社になるのか?」
・あなた自身のひどい真実もかいてみる
「僕がCEOを下され、ただをこねている」
など、本当の意見も出すことにする
→達成しようと本当の障害が前向きな形で明らかにする
・期限をつける
・目標を達成するために一人六個くらいに区切る「開発・マーケティング・製品設計・会社のオペレーション・カスタマーサービス・資金」など部門に必要な項目を一人ずつ出して決めて、誰が何をするかをみんなで決める
→みんなで決めるのがミソで自分が向いていることを客観的に決めれることができる
・決めた期限の進捗チェックで遅れれば「-7」など基準をつくる
ステップ1
問題点または懸念は、パワフルな質問で表現する
ステップ2
現時点の状況確認
ステップ3
提案、代替案、創造的な解決策、検討の可能性
ステップ4
アクション、成功の定義が決まっているコミットメント
・疑問形で紙に書いて発表し洞察し、代替案を再度考えて紙に書いて発表、どれを実行するかしないかを決めて、担当者と期日を決めて成果を明確にしてコミットメントをリストにする
→スペックあわない、資金がない、お客さんが集まらない、時間が足りない、理解促進に時間がかかる、などの問題点の解決策を徹底議論する
・障害になっていることを可視化する