tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

広告代理店の強みは「一気通貫でなんでもできる」ではありませんよ

昨日から、東京ビッグサイトで「マーケティングweek」が開催されているので、音部さんとTwitterモリケンさんのセミナーを聴きに行きました。

 

その内容は明日以降公開するとして、気になったのは、ブースを出していたのは、数々の広告代理店だ。

 

 

僕はいつも広告代理店には、「あなたの会社の強みは何ですか?」と聞くようにしてます。

 

 

 

良いと思ったのは、独自のツールを持っていたり、メディアの自社買い切り枠を持っていて媒体特有の動画や企画をしてくれる広告代理店。

 

一気通貫して何でもできます」という広告代理店は敬遠するようにしています。というのも、一気通貫してできる、というのは広告代理店の都合であり、事業主の都合ではないからです。

 

事業主は何でも任せられる会社にお願いした方が楽です。ただし、そういった会社は圧倒的な強みとなるソリューションがないんですね。

なので、月並みのマーケティング施策しかせず、そこそこの成果しか出しません。

 

この時代、事業主として生き残るためには、そこそこの施策ではなく、何かに強みを持たなければなりません。

 

なのに、全ての施策が平均点であれは勝ち残ることが出来ません。なので、広告代理店の皆さんには、オンリーワン、オリジナリティの高いソリューションを持っていてほしいのです。

 

広告代理店には、さまざまなナレッジが溜まっています。それをかき集めてコンサルティングサービスをやってほしんです。

サイトUI/UX最適化や独自のEFO(ツールにしなくて良い)、ISやFSのノウハウ、パイプラインマネージメント。。などなど、事業主の頼みを聞いて独自でやっていることって、結構多いと思うんです。それをコンサルティングサービスとして、世に出してほしいんです。

 

ダメなのが、得意なことしかせず、クライアントの要望を聞かないことです。広告代理店マンは売上至上主義になってはいけないのです。会社に必要な人材は売上を上げることではなくて、色々なコトを試して色々な知見を持っている人です。

 

営業経験が長ければ、大きな事業主も任され、営業ナンバーワンとれます。極論誰でもナンバーワンは取れるんです。でも、その担当でなくなった時、あなたに何が残っているか、です。

 

事業主がやりたいと言ったコトは予算がつきます。つかない場合も検証としてやった方が良いです。作った資料はあなたの財産になるし、会社の財産にもなり評価はうなぎのぼりですよ。

 

会社としては、新たな売上を上げれる人を探しています。新しいコトをやってみるのは絶対良いです。

 

ポイントはすぐに諦めないコト。根気強くやるコト、情報を取って良いと思うコトを取り入れるコト。是非、広告代理店の方々にはトライしてほしいと思ってます。13年代理店に勤め、現在、事業主5年目のマーケティング課長からのメッセージでした。