tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

ショートの凄さ(鳥谷敬)

ショートといえば、野球で一番ハードなポジションじゃないでしょうか。

守備範囲は広く、反射神経と捕球技術も高くないといけませんし、一塁に素早く送球するコト、コントロールも必要で、肩も強くないといけません。

 

そして、土のグラウンドとなると、普通にイレギュラーもあるので、更にレベルが上がる。プロ野球で土のグラウンドと言えば阪神甲子園球場

 

甲子園をホームグラウンドとする阪神タイガースにおいて、内野の守備は非常に厳しい環境です。土のグラウンドなので、ボールも遅く内野安打可能性も高いので、弱いゴロの対応も必要。とはいえ、早い打球の対応も当然あるため、非常にハードな守備をしないといけない。

 

そのため、甲子園をホームグラウンドにする阪神タイガースはエラー数がどうしても多くなりますね。

 

今年、阪神タイガースのショートは中野拓夢がレギュラーポジションを取りましたが、エラー数は球団トップの15個(2021年9月25日現在)です。中野は現在110試合に出場、実質レギュラーを取ったのは80試合くらいと考えると、144試合フルスタメンで出たと換算すると27個。コレは仕方ない数字かもしれないですね。

 

一方、阪神タイガースのショートを長年守ってきた鳥谷敬。入団二年目からフル出場。二年目の24歳はエラー10個、3年目は21個と増えるが捕殺490はセリーグショートの最高記録。

その後、年間エラーは、11.15.7.7.5.12.4.5.14ととてつもない少なさ。しかもフルイニング出場。守備率は驚異の.984。ショートでの出場は1768(セリーグ記録、2020年時点)。連続試合出場1939(歴代二位)。これだけ厳しいポジションでこの成績はレジェンドですね。

 

因みに鳥谷敬が活躍した時期は、サード新井、セカンド平野と非常に硬い守備でした。今が普通で昔が凄すぎただけかもしれないですね。

さらに昔は和田と久慈照嘉という鉄壁の守備でしたよね。

 

中野、糸原、大山が昔のタイガースのような鉄壁な守備になることを期待します。大山よりも佐藤輝明の方が良いかもしれないですね^_^