tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

トヨタの会議は30分

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文字ベースで議論しないで、さっさと電話する。

 


上記の通り著者はせっかちですが、 トヨタでは徹底的に無駄を省く文化があり、 ダラダラとして会議をすると上司からお叱りを頂く厳しさがありま す。

 


著者は新卒でトヨタでエンジニア、9年目にTBSに転職し、 番組制作として制作物のプロデュースからマーケティングを学び、 その後アクセンチュアでコンサルを学び独立。

 


その経験の中で、トヨタで実践されていたことを、 異業種転職してわかったことがまとめられた本です。

 


では、参考になった箇所を抜き出します。

 


トヨタでは会議は30分と口を酸っぱくして言われた

1時間の使い方は、会議30分で他の30分は予定を空けておく。 会議冒頭で前回会議後の状況変化の確認・共有して即座に本題。 必要に応じてホワイトボードの議事録化。 議長は結論を求めるので、即ブレストが始まる。 会議の最後に次は何を打ち合わせるかを決める。 必要な時に必要な会議をするので、定例会議は存在しない。

→会議と会議の間は30分空ける、コレはまさにその通りですね。 次の会議に遅れることが常習化しているので、 1時間の会議をやめて30分にするのは大正解。 会議の遅刻も厳禁です。コレで相当効率が上がります。 普通の会社では当たり前の定例会議がない。コレはその通りで、 これからは必要な時だけ会議をすることにしようと思いました。

 


・会議に上司と部下が一緒に参加しない

トヨタでは、新人も1人で会議に参加しプロ意識を醸成させます。 足りない部分は上司がフォローして成長を促します。 上司はマネジメントに専念できます。

→私はマーケッターなので、 どうしても代理店やコンサルやベンダーのミーティングには参加し てました。 フワッとしたはんだんのまま進まないことを避けるためと、 ブレストやディスカッションの質を上げることが目的ですが、 任せても良いかもですね。悩ましいです、、ただ、 上司のミーティングにくっついていくのは、 自分が主張できるので結構好きなのですが、 色々と考えないとですね。

 


・1分で伝える

いきなり結論を伝えるのではなく、 1分で伝えるストーリーをまとめること。「何の話」 なのかを伝え「いま、どんな回答や判断が求められているか」 を伝え、どんなポイントについて判断してほしいか、 そして自分が思う「結論」どう思っているか、 どのように調整したかを伝える。時間があれば論拠も伝え、 まだ聞く体制であれば補足情報も添える。1分で。

→たまに結論だけ伝える人がいますが、背景がわからないので「 何だっけ?」って返すことってありますよね。 もしくは伝わってるつもりだけど、 コチラには伝わっていないことは良くあります。

 


・自分では意識していない専門用語に注意

プレゼンでわからない言葉が気になって、それ以降、 聞き手の脳には情報が入らない。 出来るだけ平易な言葉を使うこと。 使わないといけない場合は注釈を入れること。 冒頭に何を話すかを説明し、章立て通りに話す。 節目節目でおさらいと不明点の確認をすることを意識すること。

→専門用語で相手のことを置いてけぼりにする、 やってるかもしれません。わかる人だけついて来て、 では自分の価値を落としてしまいますよね。 経営者やベンチャー企業を立ち上げたなら別ですが、 サラリーマンはコレをすべきですね。独りよがり禁止。

 


・口2耳8の割合で話す

発言をしない口0はアウトプットはゼロ。 自分が喋ってばっかりの口8では、 他の参加者の貴重な意見や情報を共有してもらえない。 意識して口2耳8を。

→会議って喋りすぎちゃいますよね。 特にサクッと話をまとめたい時にやりがちです。あと、 何も発言しない人には次は何か考えて発言することと、 促すようにしないとなぁと。 トヨタでは何も発言しない人を空気くんと言うらしいです。 プロ意識の高さを感じます。

 


・利益は睡眠時間と似ている

睡眠時間は7-8時間あればよく、 14時間も20時間も必要ない。利益も一定あれば良い。 売値は世の中が決めるので、 利益を上げるためには販売数を増やすこと、 原価改善が基本スタンス。 社員は品質向上とリコールを極力なくすことに全力を注ぐ。 接客品質向上。社会に貢献すれば利益はあとからついてくる。

→世の中の全ての人が同じ考え方になることを望みます。 トヨタの社員は本気でそれを実現することを考えています。 自分もそうありたいと強く思いました。

 


・なぜを五回繰り返すのはなぜか?

あらゆる事柄について疑問を持ち、 みずから考えるように訓練します。 答えを教えてくれることはありません。答えは人それぞれだから、 明確な答えは必要ない。それでも考えることが大切。 という訓練法。また、なぜではなく、その定義は? と疑問を投げかけられることもある。決して忖度せず、 お互いに直球で考えをぶつけ合う。それも常に問いかけの形で、 相手に自分なりの答えを考えさせる。

→体育会の会社や人であれば、 悪い箇所はストレートに言いますが、 トヨタは常に質問で考えされる文化が定着していることを理解しま した。ロジカルに質問する習慣、 慣れないとイヤミと弱点の付き合いにもなりそうですね。 トヨタ怖い^_^

 


・理不尽なのはお互い様

多くの場合、 そのときどきの感情に言動をほとんど支配されている。 言ったことを忘れたり、 自分に都合の良いように記憶を改竄したり、勘違いしたりします。 当たり前に起こるものが不運にも自分の周りで起こってしまったと 受け止め、淡々と目の前の事態を処理するように心がけましょう。

→私はそんなことは言ってません!こんなことは、 どこでもあることですよね。犯人探しをするのも良いのですが、 本質から外れることも良くありますよね。 ポイントは次に何をすれば良いか、と言うことなんだと思います。 無駄なエネルギーは強力消耗しない良いにしたいですね。