tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

CEOを評価する体制

トップダウン、ワンマン経営、コロナ禍で直接会えない、オンラインでの意思疎通となると、この色がさらに濃くなってきますよね。会議の後に「ちょっと話せる?」が少なくなってますよね。今は、この会議の後、「◯◯さんと◯◯さんは残って下さい」というのはありますが、個別で色々と話すことって少なくなりましたよね。仲の良いメンバーは別ですが、会議でしか会わない人だと、余計にそうですよね。

 

トップの人も、今までは席の近くに幹部を置いて、自分都合でドンドン声をかけて色々と決めていましたが、今は席の周りにもいない、声をかけるにも、電話、顔を見たい場合はオンラインと面倒な世の中になっています。

 

一人の時間も多くなり、主要な会議の情報から自分で考えて決めることが多くなったと思います。

 

つまり、周りのコミュニケーションも以前のように、歩きついでに話せることが難しくなってきているので、根回しとか難しくなってきたなぁという感じです。なので、トップに打診して、トップがその場で判断する、というシーンも結構あるな、と思うようになってきました。

 

そうなると、トップダウン、ワンマン経営が余計に目立つようになってきますよね。寝耳に水、というコトをよく聞くようになりました。「こんなコトが、いつの間にか進んでいる」とか。

 

そんなトップを評価するには、取締役会の機能は大きくなります。ただ、もともと声の大きいCEOだと誰も言えなくなります。取締役会を発動するときは革命を起こすとき、CEOを脱却させる時ですよね。それではいけません。

 

どうすべきか?

 

もう、上場するしかないですね。株主の意見を取り入れる。そうしないと、トップダウンは加速します。CEOの評価者として株主を入れて、適切な判断をしてもらわないと、上手く立ち回るコトはできないと思います。

 

優秀な株主なら気付くことがいっぱいあります。株主の利益を上げるコトって、当然経営と直結します。短期的な利益を必要とする株主ではなく、中長期で考えられるアドバイザー的な株主を数人入れておくと良いですね。上場すると社会的信用も高まります。良い人材も入り、正しい会社としてのカタチも作れます。トップダウンに困っている方は上場しましょう。もしくは、正しい株主に投資をしてもらい、真剣に会社のことを判断してもらいましょう。

 

監査役やコンサルなどの雇われ人より、投資してるから真剣に向き合ってくれる。そう言った人が良いですね。

 

こう言った動きは是非やってほしいです。在宅だと、誰とミーティングしてるかとか、意外とわからないことが多いので、今は色々なことが動きやすい時代です。

 

逆も言えます。オンライン会議なので、色んな人のスケジュールを見ないと、何がどのように進行してるとか追えないですよね。そう言ったことも考えながら、CEOを、そして会社を評価してもらえる体制を作ってみてはいかがでしようか!