アウンサンスーチーって、ちょいちょいニュースに出ますよね。彼女はミャンマーの民主化運動を立ち上げた人ですね。
もともと、お父さんのアウンサン将軍が日本軍と共闘しイギリス軍を追い払ったが、日本が敗戦濃厚と見ると、独立を条件にイギリスに寝返る。だが、イギリスは独立を認めずアウンサン将軍は暗殺される。その後、独立するもクーデターが起こり軍事政権が始まる。
そとで、アウンサンスーチーが民主化運動を立ち上げ、2015年にアウンサンスーチー率いるNLDが選挙で勝ちミャンマーのトップになるが、またクーデターがおきて自宅軟禁となる。
ミャンマーという国は軍事下の言論統制が長かったため、先生の言うことは絶対で、自分の意見を言うことは許されない国でもありました。国民性は真面目でよく働き、能力も高くて人柄が良い。ただ、自分の意見は主張しない、人で考えたり、クリエイティブな作業をするのが苦手です。（同じ東南アジアでも、タイのような勝手に判断してドンドン進めるような国民性とは真逆なので面白いですね。）
国民の9割が仏教徒のお布施大国で、お布施をすることで来世で良い人生をもらうという発想が根強いみたいです。ミャンマーはアメリカと並んで寄付指数は世界トップですが、アメリカは税が控除される仕組みがあるので考え方はいろいろですよね。
このような素晴らしい国民性なので、リーダーの資質によって国は大きく変わります。アウンサンスーチーのようなリーダーが望ましいと思うのは僕だけでしょうか。軍事の脅威があることから、首都をヤンガンから片田舎のネピドーにうつすくらいですから。。
