tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

企業出版の教科書

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出版の種類

自費出版 

個人の方が、自分で書いた小説や詩、俳句などを一冊の本にまとめ出版

・商業出版

出版社が著者を見つけて原稿を書いてもらい、編集校正して全国の書店に出版

・企業出版

企業が費用負担し、出版社などに協力を仰いで出版する形態

 


企業出版の種類

ブランディング

・周年事業の一環

マーケティング

・採用活動

社員教育

・営業強化

 


企業出版が優れていること

・創業から現在までの経緯

・会社で大切にしている価値観

・会社独自の福利厚生

・社会に対して何を提供しているか

・どこに向かって努力しているか

 


給与が高い会社を選ぶ人をターゲットにするのではなく、会社や社長の理念に共感してくれる社員やマルチステークホルダー向けに発信できる

 


企業出版は目的ファースト

社員教育としてのマニュアル

・営業ツールとして活用

 →6-10万字で発信できること

・本という権威性が高いこと

・体系的にまとまっている

・社長の思いが伝えられる

・物質的なものとしての価値

 


委託配本

・本の発売時に書店に一方的に配本することができる。順調に売れればリピートして配本するケースもある。3,000部作れば3-5割は配本される。

・書店は一方的に本を並べないといけないが、売れない場合は取次店に返却できる古くからの流通システム

・書店に営業をかけることで平積み(平置きともいう)してもらえる可能性がある

 


想定していない企業出版のメリット

・頭の整理につながる

 →他社と比べてどんな優位性があるか

 →過去にはどういった事例があるのか

 →知らなかったノウハウの気づき

・家族や友人からの声

・時間が経ってからの反響(実は読んでました。。)

 


Aあなたの会社を知っていてニーズが顕在化している人

→相見積もりで勝つ必要がある

ブランディングの考え方で企画を作る

 


Bあなたの会社を知っているがニーズがないor少ない人

→失注の理由を潰す必要がある

→ニーズを作り出したり事例を掲載してイメージを膨らませる企画を作る

 


Cあなたの会社を知らないけどニーズが顕在化している人

→認知拡大を実現して、問い合わせ等をいただくことを目指す

→ニッチなワードをタイトルにつけて見つけてもらえる企画を作る

 


Dあなたの会社を知らず今のところニーズがない人

→ウォンツがどこにあるかを考える

→ウォンツを刺激しつつ、実現のためには自社のサービスが必要であることを感じてもらう企画を作る

 


・本を売ることばかりに執着しない。ニーズによってはホワイトペーパーダウンロードで顧客リストをとるだけで十分なケースがある

 


「どのような本を作るのか」

✖️

「作った本をどう使うのか」

 

 

 

【本を読むまでのステップ】

1.必要性を感じる

2.ネットや書店などで調べる

3.本を見つける

4.(ネットで見つけた場合は書店に行く)

5.立ち読みしたり、本の内容紹介、レビューなどを読む

6.買うかどうか検討する

7.本を買う

8.本を読む

 

 

 

興味を持ち本を手にするまでのステップで離脱する人は多い。なので本を売るのではなくて本をきっかけにする。

 


1.本を読んでもらう

2.あなたの会社やサービスに興味を持ってもらう

 


方法は「展示会で配る」「メルマガやSNSで本の無料プレゼントを行う」など

 

 

 

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