tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

日本はなぜ世界で一番人気があるのか

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初めて竹田恒泰さんの本を読みました。一番売れたであろう本です。竹田さんとは、某毎日放送の番組でご一緒させていただきました。毎週会議で顔を合わせ、竹田さんの鋭い考察をいつもお聞きして、番組制作の末席に座る僕の仕事に活かしていました。

 


同じ昭和50年生まれで竹田さんのことは個人的に応戦しています。先日の図書でも竹田さんの直近の言動に触れていましたが、本誌2011年発行された時点の発言を見たくなりました。

 


本誌では、個人の経験から裏打ちされた日本の素晴らしさが紹介されており、非常に良い内容と思いました。

 


例えば、台湾で活躍された八田與一(はったよいち)さんという農業改革で活躍した方の話。台湾では歴史の教科書にも載る有名な日本人だ。1920年に当時世界最大のダムを建設し、嘉南平野一体に16,000キロメートルの水路を張り巡らし、現在も稼働している施設を作り、干ばつからの危機を救った。八田の墓は烏山頭ダムを見渡せる高台にあり、銅像としてまつられている。対戦終了後、日台関係は冷え切っていたが、農民からの絶大な支持があり銅像は撤去されなかった。戦時中も農民は銅像を隠し、戦争に金属配給を防いだ。八田はダム建設のため、日本人にも平等に危険な仕事をさせ、日本人の殉職者も出た。八田は台湾人にも平等に会話して、仕事も日本人と平等にした。全て平等に接した八田は地元民に慕われた。作業員の慰霊碑には台湾人と日本人が交互に分け隔てなく刻まれていた。八田は日本人台湾人分け隔てなく平等にこの慰霊碑を作った。馬英九総統率いる台湾政府は

烏山頭ダムの文化事業など八田技師を通じた日本との交友を積極的に進めている。

 


貧しい国でも日本の車が使われていると言う、日本の技術の高さが紹介されていたり、高速道路も国境を挟んだ先は日本製になると悪路から平坦な道に変わるなど、日本の技術の高さも紹介している。

 


「もったいない」をあらわす英単語がない、この概念は、英語、フランス語、中国、ロシアにはない概念だ。粗末に扱われて惜しい、と言う概念は日本独特の美意識だ。日本人はモノのありがたさに感謝して大切に使い、資源の消費を抑え、再利用し、壊れても直して使っていた。

 


「いただきます」も英語にはなく、「thank you」「I'm eating」と訳される。

 


関ヶ原の戦い川中島の戦いなと、日本人は合戦は人里離れた場所で行い、職業軍人同士の戦いで民間人を攻撃対象としない世界では極めて珍しい。応仁の乱も結果的に都市が戦場となって民間人も犠牲となったが、民間人を対象にした戦争は行っていない。世界の宗教戦争は民間人も攻撃対象となり、国自体の人口が減るインパクトがある。日本人が民間人が攻撃対象になったのは東京大空襲であり原爆である。神武建国から2600年で初めての経験である。日本人は「和」のこころを大切していたからだ。

 


日本では、三輪山、伊勢、出雲とそれぞれの信仰があったとされるが、「古事記」「日本書紀」の編纂により日本神話を一つの体系としてまとめ上げたことは、各地での宗教観の違いをかなり狭められたのではないかと言われている。

 


イラク人からみて日本は「日露戦争無敵艦隊バルチック艦隊を破ったアジアの英雄」と認識されている。アメリカにやられた国は数多くあるがアメリカ本土に攻撃したのは日本だけで、アメリカという大国に最後まで立ち向かったこと、敗戦はしたが数年で経済復興し、オリンピックを開催し、経済大国になったことはアジアの誇りであると言う認識。

 

 

 

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