tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

海外で経験した当時の時代背景

2003年に海外1人旅をしました。ミラノ→ロンドン→パリ→アトランタ→ローマと、いろんな国を1ヶ月かけて貧乏旅行しました。殆ど現金は持たず、決済は全てクレジットカード。

携帯も当時はガラケーで、海外ローミングにお金がかかるし、富士フイルムインスタントカメラを持っていって写真を残してました。カメラ機能はあったかもしれませんが、写真にできるような画素数はまだなかったと思います。目覚まし時計代わりでした。充電は変圧器を持っていってました。

泊まるホテルも安いホテル。都会は治安が悪いので、都心から1時間くらい離れた安いホテルで泊まってました。基本的に夜は何もすることが無いのでさっさと寝て、朝早くから行動するようにしてました。夜はテレビを見てもわからないので、延々地球の歩き方を読んでいました。因みにロンドン以外はホテルは英語すら通じないようなホテルでした。なので、地球の歩き方は必須アイテムでした。

 

治安の悪さで感じたのはスリです。ローマのファーストフード店で節約夕食を食べていた時、ふらっときた男性の若者が、いきなり僕のマフラーを掴んで盗もうとしていました。僕は地球の歩き方を読んでいましたか、マフラーが動いたので、ん?と思い若者を見たら、ガッチリマフラーを握っていました。僕もとっさに「何するねん⁉️」と日本語をはっしてしまいました。ローマの若者も、僕の語気が強かったことと、全く髭を剃っていない感じに嫌気がさしたのか逃げていきました。お金を持っているように見せまいと、お金を持っていない服装をしていたのですが、マフラーはポールスミスでした。よく見えたのか、見事に盗まれかけました。マフラーは助かったのですが、カバンは破かれていました。刃物のようなもので鋭く斬らておりました。中にはペットボトルとパンだけだったので、マフラーを取ろうとしたんですね。まだ若いから平気だったのかな。高校生のノリで気にしなかったですが、今ならゾッとする話です。

 

あと、イギリスでのはなしですが、ロンドンからタンタベリー、ドーバー海峡を目指し、フェリーでフランスに渡り、TGVでパリに向かう最中での出来事です。

ロンドンで電車のチケットを購入する際、買い方がわからなかったので、地球の歩き方を見せてココに行きたいと伝え、チケットを購入。電車に乗ってしばらくすると車掌が来て「チケットを見せろ」と言われてチケットを見せたところ、「NO」と言われてチケットをビリビリに破かれて、チケットを買い直しさせられるコトがありました。

どうしようもないので、チケットを買い直しましたが48ポンドも取られました.ロンドンからタンタベリーのチケットで、確か30ポンドくらいだったのですが、、コレは2003年だからですかね。黄色人種からお金を巻き上げよう、と考えてたと今も思っています。差別、区別、わからないですが、ITバブルも弾けて厳しいのかな?日本はITバブル前で調子が良いとか思われたかも、ですね。フランスに行っても、僕のことを指差して「メイクマニー」と言われたことがあります。アイムジャパニーズと言ったからでしょう。多分「お金ばかり作る亡者」という皮肉のようなジョークかもしれないですね。

 

海外は今、日本のことをどう見ているんだろう。オリンピックを強行した国、相変わらずメイクマニーなのかな。一般市民の声が聞きたくなりました。