消費税を0%に！をスローガンに選挙を戦った山本太郎はバカじゃないんです。
正直、消費税の増税は百害あって一利なし、です。
当たり前の話ですが、増税すると消費行動が減り、安いものを買おうとする。
安いものしか売れなくなる。
企業努力で安いものを作る。
利益が圧迫される。
給料が下がる。
もっと貧乏になる。
簡単なことですよね。
それなのに政府は増税できたのは、日本のお金持ちを味方につけたからです。
お金持ちその1 経団連
経団連とは大手企業が所属して、大手企業の利益を守ろうという会です。
自民党に献金を送りまくり、法人税を下げるように圧力をかける。
自民党はそれに従うために、法人税を下げるので、消費税を上げるのを応援してね。
となる。
結果、消費税は10%になり、政府は増税分、15兆円が手に入る。一方，法人税は7兆円減り、所得税は8兆円減りました。
経団連は消費税を19%にしろ！と言ってます。
お金持ちその2 高額納税者
日本は累進課税なので、多く稼ぐ人は税金をいっぱい持っていきます。
日本は税金が高いと言って、金持ちは日本から出て行きます。
それを止めたいので、所得税を下げるわけです。
政府が金持ちへ忖度してます。
日本の企業の内99.7%が中小企業で、人口の約7割が中小企業で働きます。
一部の金持ちが更にお金持ちになり、貧乏人はドンドン貧乏になるんです。
そもそも平成元年に消費税を導入したのも、日本は当時間接税が3%、所得税や法人税の直接税が殆どでした。
それを海外を真似て消費税を導入したと言いますが、当時の法人税は40%、確かに高い。
それを下げる口実として他の税収が必要になった。
そう考えても良いでしょう。
今の法人税は20%代でしょうか。
因みに法人税は企業の利益にだけかかる税金です。消費税は全てにかかります。
かつかつで自転車操業している会社には地獄の増税です。
因みに消費増税して社会保障に当てたのは2割です。10割り当てると言っていた安倍総理。。残り8割は政府の借金に当てられました。1,400兆円の借金に。
でも、1,400兆円の借金と言いますが、2,000兆円になっても3,000兆円になってもインフレにならなければ国は大丈夫なんですけどね。
この国の借金は、一週間以内にブログに理由を書くとして、山本太郎の話に戻します。
消費税を0%にする、やっても良いと思いますよ。実質、日本国が資金を注入したことと同じなので、消費は増すと思います。デフレ脱却には良い手だと思いますけどね。橋下徹がいう消費税を無くすと年収300万円や400万円の人が大増税って意味がわからないですけどね^_^
