tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

ソフトバンクのマーケティング

マーケティングの担当者は、日常的にターゲットの分析をしているので、そのターゲットのペルソナイメージを常に持っているし、視野を広げることをする上で日本人の特徴に気づき始めますよね。
これは、マーケティング活動をしている人は、何となく分かっているかもしれませんが、改めて言葉にしてみたいと思います。
そして言葉にしてみて気づいたこととして、そのことを忠実にマーケティングをしているのがソフトバンクだということに気づいたので、それを書いてみたいと思います。


まず、一般大衆で考えると、日本人は数字的発想よりも感覚的発想を大切にしているんだと思います。もし、数字的な発想があれば、格安の携帯電話はもっと普及していると思います。


格安携帯は実質docomoauなどのメジャーな回線を使えます。
もちろん制限はありますが、自分に合ったプランを検討して節約が出来るのであればそれを実行するはずです。


でも、やらないですよね。


それは感覚として安いものは良くない。docomoauを使っていれば安心、コマーシャルでdocomoauを見るし、メジャーなものを使う傾向にありますよね。


あとは、面倒なことは敬遠する傾向にあります。時間の無駄を嫌い、ゆったりした時間が欲しい、やることがいっぱいある、など面倒なことってやらないですよね。
結局、失敗することを恐れているんですよね。なので慎重になるんだと思います。


Wi-Fi、工事、光電話、プロバイダ、オンデマンド、、色々プランを言われると、もうわからないですよね。


つまり、日本ではメジャーなブランドになること、面倒なことは避けること、コレが市場を席巻する対策ですよね。

 


その両方をいち早くやったのがソフトバンクでしたよね。

 


メジャーになるために白い犬のコマーシャルにはずっと全力でしたよね。


ソフトバンクホークスの買収して投資して強い球団を作りました。コレもメジャーになるための施策ですよね。

 

 

あと、面倒なことを解消するためにソフトバンクはこれ一台あれば全部大丈夫、というモデムを出しました。それを街中で販売員が宣伝する戦略を取ってシェアを拡大しましたよね。インターネットを見てもよくわからない、結局は対面して話した方が良い、ということですよね。
会って話を聞いて、あ、これなら失敗しないかも、担当者も連絡先の携帯番号もわかったし、何かあれば連絡できる、会ってこの人なら大丈夫という安心感が大きいですよね。

 


QRコード決済もなかなかメジャーにならなかったですが、PayPayのコマーシャルとコンビニでチャージが出来るという手軽さと親会社がソフトバンクという信頼があるので、一気に広がったのだとおもいます。


ソフトバンクマーケティング方法は常に勉強になりますよね。次は何をするのか、ソフトバンクの今後が楽しみです!