tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

量が質を上回るタイミング

量より質。と言う言葉があると思います。僕はコレは逆転すると思っています。


一般的なことを先に言います。


例えば量。
野球なら素振り、勉強なら単語を覚える。仕事なら多くの仕事をする。


ただ、何も考えずにこなすだけしても、ちゃんと考えなければ一緒。


素振りは一回ごとにフォームを考えながらやっているか?単語は語源から考えているか?仕事はなぜそれを求められているか?ちゃんと考え今後は効率的にすることが「質」なんだと思います。


ところが、効率や生産性ばかり求めて、上手くいったとしても大きな成果って得られますかね?


生産性を効率化して成功している人って、実はかなりの量をやっているからこそ、効率的に出来るのだと思います。


もっというと、苦しい仕事、圧倒的な仕事量を対応した人が圧倒的に効率化出来て人として成長すると思っています。


そういう人は、一緒に仕事をしても、自発的な対応をしますし、安易に見極めることもしません。深く知ってから判断します。


頭の良い人は、思考を先回りして早く判断する人もいます。その判断において納得出来るストーリーをすぐ作ります。常識もあり一般世界では合格です。ただ、深く知らないがために未知の情報を見落とす結果となり、限界を見極める力もあるので、一定の利益を上げることは出来ますが、大きく跳ねる成果を得るのは難しいです。会社やみんなに評価させる優等生でもあります。


ただ良くないのは、何でもかんでも上から見て仕事をして、なんでも上のいうことを聞いて、要領よくこなしてしまうということです。
そういう人はたくさんいると思います。言うことを聞いているので成功も失敗も想定内でしょう。波風も立てません。
ただ、会社に必要なのはビジネスのために正しいことをする人、真摯に向きあって最良の一手を打つことが出来る人です。


そう言った人は、揉めるからやめておこう、とか、面倒だから、とか、やったことない、とか、言い訳は言いません。ある意味修羅場を潜っているのでその経験値も豊富です。

 

量をいっぱい経験し、様々な仕事を経験として使え、修羅場も乗り越えた人は、「質」を絶対上回ります。


そう言う人は説得する手法は取らず、理解を得る方法を取りますよね。そして、失敗した時は自分から認めれる人です。そして、そういう人は属人的になりがちですが、マネジメントができる人は、自分がいなくても回る組織を作ります。


なので会社は、人事異動や評価指標を上層部のメッセージとして発信し、正しいことをする人を昇進させるようにしてほしいですよね。


部下はどうするか。
上記が全て出来たと仮定して、それでも理不尽なことがあったり、何か嫌なことがあったら、自ら辞めても良いと思います。良い環境に身を移すべきです。粘れる人ならルールを変える事をやってみましょう。コレが成功すれば断然評価も上がるし、自分のキャリアになるのでトライして下さい!決して何もせずにただ我慢するのだけは良くないと思います!!