個人年収1,000万円というと、サラリーマンにとって目標とする年収ですよね。
そんな個人年収が1000万円以上の人はどのくらいいるのでしょうか ?
国税庁の「民間給与実態統計調査」(令和元年分)によれば、 個人年収が1000万円超の人は給与所得者全体の4.8% となっています。
全給与所得者約5,255万人のうち約256万人 (男性約229万人、女性約27万人)が該当します。
100人いたら約5人は年収1,000万円以上ということになります。
日本の人口1.26億人と考えると、約2%ということになりますよね。
この数字を聞くと、本当に選ばれた人間だと思います。
一般的にサラリーマンであれば、 年齢や勤続年数とともに年収は上がっていく傾向にあります。
同調査によれば令和元年の平均給与は約436万円(男性約540 万円、女性約296万円、ともに平均年齢46.7歳)です。
平均から考えると、1,000万円という数字の凄さが分かりますよね。
それでは、手取りはどれくらいでしょうか。
個人年収1,000万円の手取りは約722万円 。1,100万円で786万円。
900万円で約656万円。
平均給与約436万円の年収に対する手取り額の試算では約340 万円となっており、年収と手取り額の差は約96万円です。年収に対する手取りの割合は約78.0%です。1,000万円は72.2%なので、累進課税の影響は結構大きいですね。
年収1,000万円、目指したいですね。