tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

相手の許可なく会話を録音するのは犯罪か?

結論を先に言うと、録音するだけは犯罪にならないです。

 

何故か?

 

ただ録音するだけであれば問題がない、というかとですね。

問題なのはこの先で、その録音情報を使って、相手を脅したり金品を要求した りする行為が脅迫罪や恐喝罪に該当することになります。

さらに、録音したことで得た情報をもとに他人の行動を監視したり 、つきまとったりする行為がストーカー規制法違反に該当するわけです。

 

因みに盗聴器はどうか?

他人の部屋に盗聴器を設置したという場合、他人の部屋に侵入した行為が住居侵入罪に該当することになります。

また、電話回線に盗聴器を仕掛けて電話の内容を故意に受信するような行為は有線電気通信法違反、それが通信事業者の関係者による場合は電気通信事業法違反となります。

 

電波を受信して会話などを盗聴すること自体は違法ではありませんが、その会話の内容を第三者などに漏らしてしまうと電波法違反として罰せられることがあります。

 

相手の許可なく、録音することは犯罪にはあたらないとしているだけで、他人のプライバシーを侵害する行為であることは間違いありません。

したがって、民事上の不法行為にあたるものとして、損害賠償の対象となりうることは注意が必要です。

 

あくまで録音は自分の身を守る場合にだけ使用することを推奨します。あと、合法とはいえ、その人を怒らないことが大切なので、法律の前に人としてやって良いか、悪いかと言うことを前提に行動をとりましょう!