tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

マネジメントをするのにチーム員は何人まで見れる? その2(業務の内容別)

マネジメントも営業やスタッフ、管理部門で大きく異なると思うのですが、僕が経験した営業部門とスタッフ部門で記事を書きたいと思います。

 

営業部門は扱っている商品がひとつであれば、極論、何人いても大丈夫だと思います。というのも、自分一人で見るわけでなく、人が多くなれば、チームを作り、チーム長に報告させるようにすれば良いと思います。基本的に単一商品であれば、売り方をパターン化すればノウハウは同じ、経験を貯めれば横展開ができる。トラブルもQ&Aもパターン化できる。人事評価を除けば、組織の組み立て次第で如何様にでもできます。営業で部活が100人いた人がいますが、自分の部門を三回層に分けて管理いていました。部長、課長、係長という考え方と近いですね。なお、自分が営業で一つのチームを任された場合も3人が適正だと思います。限界値は5人ですが、チーム単位ですと自分も営業をしないといけないので、3人が限界かと。なので、3人の塊がドンドン上の階層にある、という感じですね。因みに営業の補助的スタッフは対象から外しています。

 

次に商品が単一でなく、クロスセルが難しい商品。つまり、関連性のない、もしくは低い商品、関連性があっても商品特徴が明らかに違うもののケースがあります。この場合は、三商材を見るのが限界でしょう。特に初めて扱う商品であれば、二商材でも相当きついです。単純に業務が倍なので、商材の対応範囲により二商材でも難しい場合があります。巨大ブランドであれば、例えば、ビオレのハンドソープで一つ、という考え方をした方が良いですね。

 

次にスタッフ部門。企画をする部署やマーケティングの部署は、立体的に物事を考えないといけないので、それぞれ特徴のあるスタッフを部門に置いておく必要があるので、人数が増える傾向にあります。

例えばデジタルマーケティングの部署。運用型広告、Webサイト制作、SNSやPR関連、メディアバイキングなど、専門性が高いスタッフを配置して複数業務を対応するので、メンバーは増えます。マーケティング部門も、デジタルマーケティング担当や、マスメディア対応部門、販促ツール作成と営業との折衝担当、営業からの都度問い合わせ対応、ブランドの検証、CRMと多岐にわたります。

そう言った対応ができる人員がベストです。マーケティングは正直言って人が多ければ多いほど助かります。慢性的な人不足なのがマーケティングなのですが、最低5名は欲しいですね。ベストは10名。マネジメントの目線で考えると、役割に合わせて人を配置となりますね。なお、マーケティングと企画部門は似て非なるもので、企画部隊がマーケティングをするとなると、マーケティングの知識がなければ、マネジメントは人数が少なくても対応は難しいと思います。企画がマーケティングをやるとなると、範囲を決めて、5名で回る業務量だと思います。

 

テーマを適正人数で考えてみましたが、業務内容によって大きく変わりますね。コレが人事や財務とかになると、考え方がまた異なると思いますが、マネジメントは3名を見る、4名以上になるとチームを作る、コレが良いと思いますね!