tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

ペルソナについて

昨日のブログでペルソナは後でも良いと書きましたが、その理由を今日は書きたいと思います。

 

まず、マーケッターとして中途入社したとき、大体ある程度のペルソナは確立されています。そして、今まで積み上げてきたモノで確立されたペルソナですので、最初に変更することではない、後で見直しても良い。という意味になります。

 

ペルソナというのは非常に厄介で、正しいと思われていることを簡単に変更することは難しいです。商品やサービスの強みに関する深掘りと再認識と異なり、各部署やアプローチの方法やエリア環境によって全く異なる場合があるからです。なので、ペルソナはある意味部分最適に近いので、直ぐに着手することではない、からになります。

 

「獲得したいお客様を定義しよう」と総合広告代理店は、細かく定義した一人、を見出そうとすることはよくやります。でも、コレってマスマーケティングの考え方なんですね。もっというとTVCMを打つときに使う考え方であります。どういうことかというと、「その一人」を見つけ、その人に合ったクリエイティブを作るからになります。TVCMなどのマスマーケティングは、クリエイティブの変更が容易ではないです。ABテストをするには億単位の予算が必要になります。クリエイティブを固めるための手法ともいえます。唯一この「一人」を作って成功するパターンは、巨大店舗への集客です。巨大店舗はエリアが決まっていること、商品やサービスの変更が難しくダーゲットを絞る必要があること、です。巨大店舗とは、東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどの遊園地、ハウステンボスやちゅら海水族館などのエンタメ施設、プロ野球Jリーグなどの球団などが挙げられます。遊園地やエンタメ施設は、大型連休による地方客の取り込みもありますが、やはりメインは通えるお客ですね。マスマーケティングのように一般大衆向けでない商品サービスはハマりにくい考え方になります。

 

あと、ペルソナはコロコロ変わります。コロナ禍で消費行動が変わり、Uber出前館などのペルソナは一気に変わりましたよね。ペルソナを決めておく、は、大切ではありますが、優先順位が高くないということだと思います。この考え方で明日からやっていこうと思います。さて、明日から仕事うまくいくかなー^_^