僕はありがたいことに5年以上もチームリーダーやグループ長、担当長という管理職をさせて頂きました。
初めて管理職になった時、正直誰にもマネジメントを教わったことがなかったので、過去の会社でマネジメントをしていた人や、周りの人を真似することから始めました。
その人たちは、先輩社員としてメンバーを率いるということ、つまり、そもそもの仕事の延長線上として働くことでした。
これは、最初はうまく行きます。先輩として悩みも聞いたり、自分も仕事をしているので充実はします。ただ、チームで目標の数字を持った時、チームで数字を達成するためには、仕事を取捨選択する必要が手で来るからです。
必ずしも効率的な仕事をみんなしているわけではないので、そこを注意指導すること、一人ひとりが個人商店にならず、チームとして勝てる仕事の仕方をしないといけないということを学びます。
それは、先輩社員としてわからないことを教えるではなくて、悪いことも指摘するという、煙たがられる仕事もしないといけないです。これは、本当に人と向き合わないと出来ないです。
それと注意しなければならないのは、単発の関与だけでなく、いつも気にかける必要があります。注意することで気を落とすこともあります。これを常に気をかけるようにすること、声をかけること、多少失敗しても任せることが重要です。目をかけないといけないので、自分の仕事も止まりますが、チーム員が成長して手がかからないようになれば、自分がやりたいことが初めて出来ます。
自分のやりたいこと、マネジメントをすると、目の前の仕事以外に、会社として新しいことをする事ができます。そのためには、人と向き合い仕事を効率化をすること、仕組みを作る事、生産性を上げる事が重要です。
人と向き合うには、単に要望を聞くためでなく、自分も仕組みや生産性の効率化を考え、何が必要かを考えないといけません。僕も何年も管理職をして、この大変さを理解してます。マネジメントは楽をしてはいけません、4月からもこの意識を持って頑張ろうと思います。