tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

大阪府民が大阪都構想に無関心だったと感じた様々なコメント

僕は大阪生まれ大阪育ち、サラリーマンから東京で生活しているのですが、大阪のことはいつも気になるし、教育の問題や経済のこと、都構想のことも結構気にしてます。

 

今回で2回目の否認なので、もう都構想は無くなりましたが、本当に大阪府民は都構想のことを真剣に調べたのかなぁと感じるコメントが非常に多く気になりました。

 

賛成の方は、二重行政の問題だけでなく、4人のリーダーを立てて決議のスピード化などの意見も出ていました。東京都ができた時の問題も解釈した上で、大阪府全体のボトムアップを考えた意見はかんがえているなぁと感じました。

 

問題は反対派の方々ですね。まず、テレビを見ていて感じたのは、吉村知事は応援する、でも、都構想は反対。という意見が多かったことだ。その反対理由も、いろいろ変わって面倒だし、今不自由していないからそのままで良い。ということでした。確かに民意はそうなのかもしれないですね。自分に大きなメリットがなければ帰る必要はない、ですよね。ここは大阪維新の会も説明不足だったと思いますが、二重行政で無駄なコストがかかっていること、都構想の本質に触れる意見が全くなかったということです。

 

色んな報道番組を見ましたが、リポーターが二重行政のことに質問しても「よくわからない」がほとんどでした。これだけ働き方改革のことがニュースになり、ビジネスではデジタルトランスフォーメーションのことが言われ、サスティナビリ、ハンコをなくす、デジタル庁のことが話題になり、二重行政はそれを無くす事を語っているのに、実際は自分ごと化しないんだなぁということが非常に気になりました。

 

コロナ禍になり、デジタル化や情報化が進んだと思いましたが一般消費者までブレイクダウンすると、まだまだ難しいかもしれないな、と感じました。デジタル庁は相当苦労するのではと感じています。  

 

因みにTwitterをみても反対意見は学者かジャーナリストばかりでしたね。一般市民が声を上げることはなかったですね。もう少し熱量欲しかったな、と。

 

橋下徹知事時代、コスト削減をしようとしたが二重行政と大阪市の権力があまりにも強すぎたので、大阪市長となり大阪を変えようとした。その意思を大阪維新の会が引き継いだが、松井市長でも成し遂げられなかった。吉村知事の進退にも関わる問題ですね。吉村知事に感謝している人は賛成、という人もいたんでしょうね。

 

大阪維新の会もデメリットや反対意見に対し、もっと情報を発信すべきでしたね。1回目の否決で出た意見として、役所が遠くなるなどの問題もありましたが置き去りでしたね。

 

埼玉県は平成の大合併で、秩父市なと大きな市を作りましたが、役所はそのまま残すなど、埼玉県はデメリットの対策をレポートとして出してましたね。そういった活動がなかったと思います。

 

でもこれが一般消費者かもしれないですね。視点は異なりますがマーケティングとしても役立つな、と思いました。府民に寄り添う意見が刺さること、ビジネス視点になりすぎないこと、デメリットもちゃんと伝える、ですね。