tigerdriver-91’s blog

東京に来た大阪人がつれづれなるままに書いたブログ

絵本作家レオ・レオニは広告代理店の出身

あおくんときいろちゃん、スイミーフレデリックなどの絵本で有名なレオ・レオニ。僕は小さい頃、じぶんだけのいろを読んだ記憶があります。というか、カメレオンの絵を覚えていたんだすよね。

 

レオ・レオニの絵本

https://style.ehonnavi.net/goods/2016/12/01_043.html

 

みなさんも、なんとなく見たことがあるんじゃないでしょうか。この前のTHE MANZAIでも、千鳥のノブがスイミーのことをネタにしてましたよね。

 

そんなレオは1910年にユダヤ系オランダ人として生まれ、オペラ歌手の母の影響からか、将来は芸術にかかわりたいと思っていたようです。両親がアメリカとヨーロッパを行き来するようになり、20代に未来派運動に参加する。その際、デザイナーが広告芸術に関わりを持った。というのもこの時代は高校芸術が大きく発展した時代でもあり、それがきっかけでアメリカの広告代理店に入社。デザイナーとして作品を発表する。

 

広告代理店時代にケーキや紙やすりの広告を制作する。なお、自分の名前がレオということから、ライオンのキャラクターも趣味で良く描いていたようだ。それから、広告の表現は時代の流れから政治的なものとなり、広告の表現は効率や効果を求めるようになった。

 

レオは制約がある中でのアートディレクターとしての役割を見出すより、自分の表現をストレートに伝えていきたいものに興味を示す、油絵や平行植物など様々なアート作品を残すも、自分が表現したい事を純粋な子供たちに伝えたいという気持ちから絵本作家を始める。

 

というのも、最初は孫たちを預かり、電車で退屈させないために、青色と黄色の紙でその場で即興で物語を作る。孫たちはそれに夢中になり話を聞いていたが、最後には電車に乗っていた人もそれに夢中になったというエピソードがある。それが、絵本作最初の「あおくんときいろちゃん」みたいですね。

 

レオの絵本にはそれぞれ深い意味が書かれていて、どれも興味深い内容です。大人も楽しめる絵本ですね。クリエイターとしてのレオもすごく魅力です。クリエイティブに関わる人にも参考になる作品ですね、生き方含め学ぶことが多いです!みなさんも良ければレオ・レオニの作品に触れてみてはいかがでしょうか。